今日はかなり古い楽器の紹介です。
ブッシャーという楽器をご存知ですか?
ブッシャーはいわゆるアメリカン4大ビンテージサックス?の一つです。
特徴は甘く柔らかい音色に比較的ライトなボディ。
あとは有名なデュークエリントン楽団が全員ブッシャーでそろえていたという話も。
あの魅惑の音色の秘密はこの楽器だったかもですね?
そしてこちらアリストクラートのシリーズ1というモデルです。
シリーズ1は1935年から登場しています。
現代のサックスとは色々違いますよね。
キイガードが逆。彫刻もアールデコ調の独自の彫刻。
G#のキイにはブッシャーと彫ってあります。
ローラーも可愛いオレンジ色。
現在は生産終了してしまったメーカーですが、楽器としてはナチャラルで柔軟性と品のあるクラシカルな音色でうまくコントロールすればどんなジャンル対応できるように出来ています。
クラシックの大御所シガードラッシャーさんやジャズの達人ジョニーホッジス、巨人ソニーロリンズも使用していたブッシャーは何かタイミングが合えばもしかしたら世界のサックスの勢力図が変わっていたかもしれません。。。
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